フォルスクラブは仮想通貨のようなリスクはあるのか

仮想通貨の管理方法

フォルスクラブを管理する株式会社イーラーニング研究所のように、法定通貨は銀行などの管理を行う主体が存在していますが、仮想通貨の場合はブロックチェーンによって管理が行われています。
世界の誰かが保有している仮想通貨や、取引のデータは暗号化された上で分散コンピューティングによってバラバラに保存されているため高い安全性を誇っています。

仮想通貨の落とし穴

法定通貨のように現物が存在していない仮想通貨は、世界で数人と言われている管理者に委ねられています。(※あくまで言われているだけで、本当の人数は不明です)
当然、システムを管理するために必要なパスワードや秘密鍵もそれらの人物しか知らないのはもちろんのこと、コンソールとなるコンピューターの保守、点検などもその人物が行わなければなりません。
ここで大きな課題となるのが、もしも病気や不慮の事故など管理者の身に何かが起こった時です。
もしもシステムに何らかのメンテナンスを行わなければならない場合やコンピューターに故障が発生してしまった場合、銀行ならば他の行員がそれを担当しますが、仮想通貨でほんの数人の管理者が同時に居なくなってしまった場合、誰もメンテナンスや修理を行うことは不可能です。
そのような事態となれば数百億円規模の仮想通貨が、一瞬のうちに世の中から消滅してしまうリスクがあります。

フォルスクラブに消滅リスクはあるのか

上述の仮想通貨の例では管理者が限られていることから、フォルスクラブと照らし合わせていずれ消滅の危機があるのではないかと心配になってしまう受講生も少なくありません。
小さなお子様の教育にフォルスクラブを選んだ親御さんや、資格の取得を目指して取り組んでいる方からすると、途中で消滅してしまったらと考えると不安になってしまうケースもあります。
フォルスクラブは創設者がカリスマ的存在となり、他社に先駆けて当時としては珍しかったタブレット端末を学習に導入したり、安価または無料で配布するなど革新的な事業展開をしてきました。
そのため、仮想通貨の数名の管理者の例と同じように、フォルスクラブの数名の上層部の身に何かが起こった時、消滅に危機に直面するのではと考えてしまう発想になっても決しておかしくはありません。

フォルスクラブは根本的な管理方法が異なる

フォルスクラブを運営しているのは株式会社イーラーニング研究所であり、そもそもの形態が仮想通貨とは大きく異なります。
フォルスクラブでは代表取締役を筆頭に何層もの役員が名を連ねているため、万が一役員に疾病や不慮の事故などがあった場合には代わりの者が務める仕組みとなっています。
また、これは滅多にあり得ないことですが、もしも役員全員が何らかの事情で退任することがあったとしても、株主総会で株主提案により役員を選出することも可能です。(※ただし株式会社イーラーニング研究所は上場していませんので、この場合の株主総会は現代表の株を相続した身内だけの会合になります)
したがって、仮想通貨のように管理者の存在に起因する消滅のリスクは皆無と言えます。
あえてフォルスクラブの他の消滅リスクを上げるとすれば経営が傾いて倒産することですが、現時点ではそれが現実になるとは考えられません。

日本が沈没でもしない限り、フォルスクラブは安泰でしょう。

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