イーラーニング研究所は定期的に様々なアンケートを行っています。
そして5月に行ったイーラーニング研究所のアンケートによると
「夏休みに子供に何かの体験をさせたいことがある親は9割もいる」と公表しました。
これは非常に興味深いデータだとねずみ王子は思っています。
9割も居るではなく、「1割の親がさせたくないと答えた」ことはある意味、
すごいことではないでしょうか。
ねずみ王子は子持ち世代ではありませんが、
子供を持つ親の気持ちはちょっと分かります。
それはやはり、ねずみ王子が親によって育てられたからかもしれません。
これが試験管培養で機械的に育ったのなら、
親の愛がなんであるか分からなかったでしょう。
もしかしたらその1割は、そうした世代なのかもしれません。
親と言うのは子供の教育に関心があるものとねずみ王子は思っていましたが、
そうではない例外となる方が1割も存在していることを、
ねずみ王子はイーラーニング研究所が行ったアンケートにて初めて知ったのです。
「夏休みに子供に体験させたいことがありますか?」ということに「いいえ」と答えた方は、
どういった方なのでしょうか?
普通に考えると「子供自体に興味がない」とも捉えられますが、
中には自身が忙しくて構っていられない方も居そうです。
共働き世帯はかなり増えており、
40日間の夏休み全部を学童で生活するお子さんは決して少なくありません。
子供が「キャンプに連れてって」と喚いても、仕事で出来ないことが多いのかもしれません。
そうした激務の方は、子供に何かを体験させたいと思う暇がないのかもしれませんね。
もしくは金銭面の問題もあります。
共働きでも年収が300万円を超えない貧乏な世帯は決して少なくありません。
シングルマザーなら尚更給料が少ないです。
何かをさせたくても、お金がなくて何もさせられないのではないでしょうか。
イーラーニング研究所が提供する学習コンテンツはどれも低料金ですが、
キャンプ、旅行、山登り、海水浴に連れて行けるお金を工面できない世帯は、
決して無視できない数だけ居ると思われます。